いつまでも一緒だよ

バーニーズマウンテンドッグを飼って9年目に起こった事。泣いてばかりいます。

今、出来ること


昨夜のジョディは
向精神薬を飲んでいるせいか
起きませんでした
 
ジョディの後ろ足が伸びています
起き上がりも難しく
身体の向きも変えられないようです
 

褥瘡予防のために
4時間ごとに
身体の向きを変えてあげます
 


ヨイショ、ヨイショ


ジョディ、がんばれ


 


朝、主人に庭に降ろしてもらい

オシッコをしました
また、しばらく庭に座っていました


 


ジョディ、何を考えているの?


風が気持ちいい?


もっと、座っていていいよ


 


今朝は、久しぶりに朝ごはんを食べました

缶詰、ゆで卵、フードを少し
夕ごはんは、お肉、缶詰、ゆで卵、フードを少し

そして、いつものジャーキー


お義母さんが
「良かったねぇ。食べればね、元気でるよ」
と笑っています


 


主人も仕事から帰ってくると

「ジョディ」と抱きしめます

写真を撮って思ったことですが

目が違う?
食べているせいか
少し力があるような気がします


向精神薬は、12錠では、寝てしまうので
11錠に減量しました


主治医に電話で問い合わせをすると
「食欲増進が目的ですので、減量しても大丈夫ですが
1錠、夕2錠と不均等な錠数ではなく
1.5錠を朝夕や13回と均等に服用させて下さい」
と言われました


血中濃度が一定の方が良いのですね
では、1.5錠だと寝てしますかもしれないので
8時間おきに1錠にします
7時、15時、22時かな


 


ジョディが不安なく、過ごせるように

できることを探していきます


 


ジョディ、明日は公園に行こうか


 


いつまでも


いつまでも一緒だよ


 

立位困難

今日は風があり、少し涼しかったですね
  
  昨夜のジョディは
  ぐっすり寝ていました
  病院に行って疲れもあったかと思いますが
  昨夜から内服している向精神薬のせいもあると思います
  あまりにも寝ているので
  心配で、何度も顔を覗き込んでしまいました
  
  朝に、散歩に行くと
  ジョディが座って風を受けていました
 


もっと、散歩に行きたいよね、ジョディ


 


昼間は、寝ていてトイレの催促がありません

何度も散歩行く?シーシー、行く?と話しかけても
立ち上がろうとしませんでした


 もしかして・・


 立てない?


朝は、アシストバンドで歩けていたのに?


・・・・薬のせいかなぁ


夕方、16時まで待ってみましたが
散歩の催促はなく
寝たり、顔を上げたりの繰り返しです


ステロイドを服用しているので
排尿はさせたいと思い
前足、後ろ足用のアシストバンドを装着し
バンドを私の両肩に通して
ジョディを、持ち上げて玄関まで連れていきました


 


痩せたとは思いますが

私には、かなり重い・・・
抱っこではなく、ジョディを持ち上げる格好で
転んだらダメとゆっくり進みます
あまりの格好に
ジョディもジッとしていました
暴れたら、転ぶと思ってた?ジョディ


庭に出ると、オシッコが出て
ホッと一安心しました


その後に、私の叔母さんが
ジョディの様子を見に来ました


 叔母さんも14歳の「ラッキー」と暮らしています

14歳のラッキーはポメラニアンのミックス犬で
会うと、元気いっぱい、
ピョンピョン跳ねています


いいな、ラッキーは元気で・・・


 

叔母さんは
「ジョディ・・。ご飯食べな。
 ダメだよ、食べなきゃ・・。」
と、優しく撫でていました


 


叔母さんは、息子と一緒に

生後40日のジョディを
ブリーダーまで迎えに行ってくれました


 あれから、9年経ったよ、叔母ちゃん


「そうだねぇ、9年じゃあ、早いよ
 ジョディ、がんばれ」
ありがと、叔母ちゃん


散歩の催促をしなくなったジョディですが

少し食欲がありました
朝は食べませんが
昼に缶詰とチーズ
夕方はお肉をお皿一杯とフードを少し!


これは、嬉しかった


向精神薬の効果?抗がん剤を止めたから?
何にせよ、食べてくれればいい


 


明日も食べて、担ぐよ!ジョディ


 


いつまでも


いつまでも一緒だよ

無念  抗がん剤中止


昨夜は1時過ぎから一睡もせず
鳴いてばかりいました
 
どうしたの?ジョディ
お水
ジャーキーをあげても
鳴き止みません
 
撫でていて、ふと耳を掻く仕草をすると
目を閉じ、眠りました
 
後ろ足が動かせないために
耳を掻くことができなかったのでしょう
ごめんね、気がつかなくて
 
今日はジョディの抗がん剤のための受診日でした
 
歩けなくなって
後ろ足のアシストバンドを使用し
やっと診察室に入りました
 

体重が32.6
 
明らかな減少


体温40.3
 


診察台の上で立っていることもできません


触診中に主治医が


「あぁ、足が細くなったなぁ・・」


後ろ足が以前の1/3の細さになっている


 


採血を行いました


                7/25       8/8
WBC  26800      35200
RBC   509     492
PLT    17.8      12.4
OTHR  25600     33400
LYM      300       200


         7/25      8/8
BUN   11.9      13.3
Cr      0.5       0.6
TBIL     0.1       0.3
GOT     68        89
GPT    63        160
ALP    935       1606


尿検査 潜血(-)細菌(-)


 


主治医から


「リンパ球が明らかに減少しています。

白血球数は上昇しているのは
リンパ球の働きがないために
増加していると考えられます。


つまり、リンパ球がゼロに近い状態です。


そして、赤血球も血小板も減少しています。

骨髄抑制と言うより免疫低下が著しい状態です。
食欲も低下している一因でしょう。


このまま、抗がん剤を投与するのは難しいです。


体重も減少していますので

抗がん剤に体が負てしまうと考えられます。


非常に厳しい状態なので、抗がん剤を引き上げようと思います」


 


 


 


引き上げる?休薬ではなくてですか?


 


「この癌では、休薬と言う考え方はできないです。

2週間に1回のクールが難しい場合に
違うプロトコールになります。それは、プロトコール1
今よりも癌には効果的ですが、副作用が強くなります。」


 


そうですか・・・


 


このまま、抗がん剤を中止したら、癌が進行するとかは


誰にも分からないですよね?


どのくらい生きられるかも分からないですよね?


 


「そうですね。分からないです。


 ただ・・・。ジョディちゃんの場合は診断から6ヶ月経過しています。

通常は余命3ヶ月から半年と言われている中で
6ヶ月経過していると言うことは、厳しいと考えます。」


 


 


ここで、私が泣いていると、主治医は


 


「ずっと、ジョディちゃんが病気に対して

頑張って、治療に対して頑張ってきました。
食欲が戻り、体力が回復したら
また、違う抗がん剤も検討できますから。
一時、休戦しましょう」


 


 


休戦・・・・


 



そして
「ステロイドはすぐに止められる薬ではないので
 このまま、継続が良いでしょう。
 昼間に寝て、夜中に吠えるのは、認知症とは考えにくく
犬は元来、夜行性です。
 ただ、人間の暮らしと合わせられる順応性を持っているので
 野生の動物ではなく、ペットとしていられます。
 それが出来ないのは、自分に余裕がなく、
不安があったり、痛みがあったりすると
本能に赴くままになっているのではないでしょうか。
明らかな症状がない場合は、抗不安剤を投与し
体力の消耗を考えて、落ち着かせるのが一番だと思います。」
 
 
分かりました
終末期と言うことですね
 


自宅に帰ってから
心配しているお義母さんに
大まかに説明すると
いきなり、自分の帯を切り始めました
え?どうしたの?
 
「ジョディちゃんの後ろ足のバンドが小さいでしょ。
 これで、大きいの作ろうかと思って。
 手作りの方法がこの本に書いてあったよ」
帰ってくるのを待っている間に
犬山ハリコさんの
『飼い主、犬の手足になる! 要介護犬プキとの2300日』を
読んだらしい


「ここをバイヤスでくぐって・・」
 
お義母さん、バンドは3つもあるよ・・
 
「いいじゃん、いくつあっても。
 帯なんか、もうしないしさ。この生地は
 丈夫でジョディちゃんの身体に痛くないと思うからさ」
 


 


私は奇跡と言うものを見たことはありません


 


でも、奇跡が起きると信じて


ジョディとの日々を過ごしたいと思います


 


ジョディ、明日に向かって


がんばろう!


 


いつまでも


いつまでも一緒だよ