いつまでも一緒だよ

バーニーズマウンテンドッグを飼って9年目に起こった事。泣いてばかりいます。

死の受容過程

一生懸命になれば

なるほど成果が出ると信じてきました

 


ジョディも成果がでるでしょうか

 

 


寒いかと思って 私のセーターを着せてみました

主人が迷惑じゃん?と言っていました

 

 



仕事をしていると、どうしても

 

「あー、これって・・」

 

「なんで、あの人の言い方はキツイのかなぁ」

と、色々気にしていました

心身ともに疲れていました

こんな人たちと一緒の空間にいたくないと思っていました

荒んでいたかもしれません

 

今回のジョディのことがあってからは

 

全然、まったく、一ミリも

気にならなくなりました

 

それどころじゃないもん

 

これから、大変だから

余力を残しておく

 

こんなところでストレス溜められない

 

 

ちょっと、強くなった?

でも、

ジョディの病気で

強くなるなんて

 

嫌だな

 

ジョディを犠牲にしているみたいで

いや

 

 

 

キューブラ・ロスと言うイギリスの精神科医が

1960年代に死の受容プロセスとした5段階の心理状態を書いた著書があります

 

今でも、医療界、特に終末期医療、緩和ケア医療で提唱されています

 

今、自分はどの段階だろう・・・

と、気になって見ました

 

たぶん、「否認」と「怒り」と「取引」が交叉している感じでしょうか

 

やっぱり、人の感情なんて

簡単にこうだとは言えないと思います

 

時間で移り変わるし、また戻ったりと複雑だと思います

 

 


甘えたいぃと言ってる?

無知

今日は暖かです  春が近いのでしょうか

今朝の散歩で、ジョディのウンチがちょっとゆるかったです

抗生物質を服用しているせいもあると思います


抗がん剤の副作用の吐き気は、まだみられてないです

 


早く散歩に行こうよと目がキラリと・・・

 

ジョディと散歩に行くようになってから

犬を飼っている近所の人たちと

犬友になりました

散歩で知り合い、犬の名前で呼ぶ


小梅ちゃんとあずきちゃんのママとパパ

さくらちゃんのママ

クロちゃんのママとパパ

ココアちゃんのお兄ちゃん

マサくんのママ

 

名字は知りませんが、友達です


ジョディを介して

たくさんの人と出会いました

 

いつもジョディちゃんと呼んでくれます

 

土曜日に、あずきちゃんのパパに

ジョディの病気を話したら

「そんなの、誰も納得できないっ」と強い口調で言ってくれました


普段は穏やかな人なのに

 

ありがとうございます

 


 

職場では、犬を飼っている人は少ないです


ジョディの話をすると


犬を一度でも飼ったことがある人は


「絶対に治療するよね」


「大丈夫だよ、がんばれ」


と言ってくれました

 


その他の数人が


「へー、犬もがんになるんだ」


「犬はカルシウム摂ってるんじゃないの?」


「お犬様?」


「よーし、よし。よーし、よし」(ムツゴロウさんのマネらしい)

 

 

言わなきゃよかった



 

分かってもらおうとは思わない

 


 

 

けど、知らないでしょ?

しっぱを振って、全身で愛情を求めてくることを


 

知らないでしょ?

仕事で、どんなに嫌なことがあっても

お帰りと出迎えてくれ、ストレスを吸い取ってくれること


 

知らないでしょ?

寝ていると、横に寝てきて遠慮なく体重を乗せてくること

私が抱き付いて、ジョディの心臓の音を聞くと嬉しくなること


 



知らないでしょ?

いつの間にか、夫婦の間の緩衝剤になってくれていること



 



絶対に、知らないでしょ?


命に限りがあると教えてくれること


だから、今日一日を大切に生きていくと教えてくれること

 

 

 

 

あー、早く家に帰りたい!今頃寝てるかなぁ

風の音で怖がってないかなぁ



 

ジョディに会いたい

 

ジョディ

 

いつまでも

 

いつまでも 一緒だよ




か、か、風?と怖がってソファから降りません。風の音、雷、地震が最大の天敵らしい・・・



後悔と懺悔

雨が降ってきました

レインコートを着て散歩かなぁと

空を見上げています

 

   


   昨日の点滴のところです 異常はなさそうです

 

 

 私は、フルタイムで働いています

 別にキャリアを目指しているわけでありません


 ただ、その時々の経済的理由があったのです

 一人息子の学費だったり

 家のローンだったり

 

 去年、大幅に転勤しました
 今までの仕事には関連していますが

 まったく違った内容になりました

 


 そして、環境も変わりました

 辛くて、辞めたいと何度も考えましたが

 辞めることは、逃げることかなと思い直していました

 

 でも今は、辞めたい


 仕事を辞めて、ジョディの傍にいたい

 


  明日にも辞めたい

 と、痛切に思います

 

 ジョディの治療費

 家のローン

 

 主人は辞めてもいいけど

 かなり苦しくなるねと言います

 

 


  断腸の思いです

 

 

 ジョディが来てから

 休みの日はジョディと一緒に過ごしました

 


  でも、慣れてくると

 何回もお留守番をさせました

 

 主人と食事に行く

 一人暮らしの息子が帰ってきたら出かける

 

 くだらない事で

 いつもお留守番をさせました

 

 


  なんで、一緒にいなかったのかなぁ

 

 もっと、もっと一緒にいればよかった

 



 ごめんね、ジョディ

 

 お留守番させて

 


  淋しかったよね

 


  尻尾を振って出迎えてくれたよね



 いつでも

 

 ごめんね、ジョディ

 

 もう、どこにも行かない

 

 今度の休みは公園に行こうか

 


  海を見に行く?

 車が好きだから

 車で出かけられるところに行こうか

 

 普段、仕事の日は

 主人の母親と一緒にいます

 随分、可愛がってくれています



 まるで、3年前に亡くなった主人の姉の代わりのように

 


  それに慣れていたのです

 

 


  ごめんね、ジョディ

 

 これからは、お留守番はさせない

 


  休みの日は、ずっと一緒にいるね

 

  ずっと

  


  ずっと 一緒だよ

 


 


眠そう・・・し、し、白目?  寝落ち?