いつまでも一緒だよ

バーニーズマウンテンドッグを飼って9年目に起こった事。泣いてばかりいます。

夫婦の相違



主人が言った

「俺たちもしなきゃな」

 

って何よ

 

何のが必要なのよ

 

なんかできるわけない

 

どうして、どうして

どうして

 

 

「いや、今できることをやろう」

 

 

私は泣きながらっていた

 



ジョディがわが家に

いつも、夜中にってる主人は

ゲージからキュンキュンと鳴くジョディが

可愛くて

ゲージの中で一ていた

2ヶ月も

に大きくゲージを作って良かったと思った

 

長い座布を引くと

「助かるぅ、だ、これ」

と喜んでいた

 

 

俺は面倒みないよ、と言っていたくせに

今でも一緒に寝てるよね



 

 

5㎏でたジョディは

ドンドン大きくなって

なんでもかじっていた

テーブル、椅子、タンスの角

 

私は、後を追いかけ回していた

ジョディのが生えわったときに

驚いた

人間と同じだわ

 

あとは、言葉を話すだけじゃん



主人は笑っていた

 

その時のは今でも大切に保管してある

 

明日は、初めての抗がんの点滴

副作用が心配です

 

 

ジョディ

いつまでも一だよ

涙って枯れないんだ

今日は雨

 

雨の日の散歩は前からキライだったね

レインコートがキライなのかな

ぴったりフィットしていたレインコートが

ゆるゆるになったね

 

後、何回 散歩できるのかなぁ

 

 

ジョディがわが家に来て、1週間目に血便が出ました

 

驚き、必死で動物病院を探しました

ネットで評判のここ!

家から車で1時間のところを見つけました

 

車を運転してもらって

後部座席でジョディを抱いていると

嫌がって、嫌がって、暴れていました

私の体中、傷だらけになった

 

今は、車が大好きで

窓から首を出して

風をうけている

 

いつも

 

今のかかりつけになった動物病院で治療してもらって

すぐに治りました

 

それから、ほとんど毎月病院に通いました

 

フェラリアの薬、狂犬病の注射、半年に1回の定期検診

 

先生が「ジョディさん」と呼ぶことが不思議な感じがしていました


ジョディ

 

ジョディ

 

ずっと一緒だよ


最後の希望


ジョディがわが家に来たのは、9年前の6月でした

犬を飼いたいと、漠然と考えネットで見ていると

目に留まったバーニーズマウンテン

 

あぁ、中学生の時に見た犬だ

 

飼いたいなぁ

 

何も知識がないまま、ブリーダーへ連絡し

申し込みまで、とんとん拍子に進みました

 

そして、初めて家に来た時に

体重は5

 

こんなに小さな子が生きていけるの?

私たちがこの子を守らなければ。

 

と、胸に抱いたことを覚えています

 

それから、心配、笑い、癒し日々が始まりました

 

 

今日、ずっと9年間かかりつけの動物病院に行ってきました

告知を受けたのは、大学病院からです

9月に転んで靭帯完全断裂となり、歩けなくなりました。

かかりつけ医から大学病院を紹介され

手術も無事に終わりました。

帰って来た時に歩いている!と喜びました。

定期通院で、癌が見つかりました。

 

まだ、何とかなるのでは?と考え

今日、受診しました。

 

先生、どうか助けてくださいと心の中で呟いていました

 

先生は、

「選択は2つです。抗がん剤で治療するか緩和ケア。

抗がん剤は完治を目指すものではなく、延命ですが

癌で死ぬか、抗がん剤の副作用で死ぬか

になります」

「この肉腫は治療法がない。発見されたら急速に転移します。

抗がん剤を投与した場合の副作用は、食欲不振、吐き気、骨髄抑制などがあります。骨髄抑制で出血しやすく死んでしまう場合もあります。そんな、リスクでの治療です。抗がん剤の治療をしても、余命は数か月と思います」

 

 

 

最後の希望もなくなりました。

 

もしかしたら、もしかしたら

 

治るかもしれない。

 

助かるかもしれない。

 

ジョディ、ジョディ、ジョディ

ずっと、一緒にいるって

思っていたのに

 

私たちは

抗がん剤の治療を選択しました。